妻が感じる、夫が家にいる時のストレスとは?

「主人在宅ストレス症候群」という言葉をご存知でしょうか?夫が家にいるだけで妻はストレスを感じ、時にはうつ病を発症してしまう恐ろしい病気です。男性にとっては耳が痛い言葉であり、「ふざけるな!家にいるだけでストレスなんて、たとえ家族でも失礼だろ!」と思う方もいるでしょう。

しかし、主人在宅ストレス症候群の原因は「100%夫」にあります。妻がワガママというわけでもなく、家事などを手抜きしたいと思っているわけでもありません。夫の行動が妻を苦しめていることを理解してください。

そのため、「夫から逃れたい」という衝動から離婚を決意される夫婦も増えています。老後をどう生きるか考える以前に、離婚されないよう夫の意識改革が必要でしょう。

主人在宅ストレス症候群とは?

主人在宅ストレス症候群を一言で説明すると、夫が家にいることでストレスを感じ、動悸、息切れ、胃痛、吐き気、頭痛など、ストレス由来の症状が体に表れる病気です。放置しておけば「うつ病」に発展することもあるため、その苦しみから妻は逃れるため、弁護士に相談をして熟年離婚などを計画します。

そして、上記で「100%夫が悪い」と言いましたが、夫のどのような行動に妻はストレスを感じるのでしょうか?

どんな行動がNG?

一言で言えば夫による「束縛」です。定年退職後、家でゴロゴロするのは構いません。しかし妻からすれば、朝・昼・晩と三食をきちんと作らないとダメです。これまでランチは簡単なものを用意していたのに、晩御飯を作る時と同じ手間をかけなければいけないわけです。

そして「何が食べたい?」と聞くと、「何でも良い」と返ってきます。そしてご飯が出てきたとき、つまらなそうな顔で黙々と食べていませんか?

また以前に、「濡れ落ち葉」という言葉がありました。妻が出かけようとすると、「どこ行くの?何時に帰ってくるの?」としつこく聞いてきます。まさに濡れた落ち葉のように体にまとわりつく夫の行動が、妻の心を苦しめていくと考えてください。

このような昭和世代に多い「男尊女卑」の考えを持った夫が、年を取ってから妻に捨てられることになります。

どうすれば良い?

対処法を言葉で言うのは簡単です。夫が「妻のストレスの原因は自分にある」と認めて、夫から意識改革を進めることでしょう。しかし多くのケースでは、男尊女卑の考え方は改善されず、熟年離婚になってしまうそうです。

こうなると大変です。妻には弁護士がいるため、夫のワガママだけが通ることはないでしょう。そして妻なしで生きられない夫は、捨てられた後で惨めな生活を送ることになります。この時も自分に非があることを認めず、「アイツ、恩知らずめ!」と元妻を心でののしっている方が多いようです。

はたして、そのような老後を迎えたいでしょうか?長年、一生懸命に働いてきた結果の熟年離婚です。しかも原因は自分にあります。老後を夫婦で穏やかに過ごすには、「家庭には無用の強気」は捨ててください。仕事をする上で強気は大事でも、家庭では夫婦の不和を生むだけです。

やはり夫が自分から意識改革をして、妻に対する行動を改める必要があるでしょう。「のんびり毎日を楽しめば良い」と、良い意味での諦めが出来た男性こそ「穏やかな夫」となり、妻もそんな夫との老後の生活を楽しみにしてくれることでしょう。