ウユニ塩田は天空の鏡。奇跡の星空をぜひ見てみたい

南米ボリビアのウユニ塩田。標高3700mにある四国ほどの大きさの平らな大地は、一面が塩でできています。そこで見る星空は奇跡の絶景と言われています。

ウユニ塩田は南北100km、東西250kmにわたり雪原のように広がる塩の大地。アンデス山脈が隆起した際、残された海水が蒸発し出来上がった塩の湖です。元々は海水の湖だったのですが、川がなく水が流れ出さなかったため、長い年月をかけて塩だけが残りました。

近隣に住む人たちにとっては無尽蔵に取れる塩の畑であり、ここでとれた塩を国内外に販売しています。近年は日本国内でも販売が開始されました。塩の地面を四角く切り取ったものは、そのまま建材ブロックとして活用されたりもします。ウユニ塩田上にあるホテルは、この塩でできています。テーブルやベッドなどの家具も塩です。
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四国が丸ごと入る広さの平らな土地

総面積は12000平方キロ。高低差は50センチしかなく、世界で一番平らな土地と言われています。四国と同じ大きさの平坦で真っ白な大地はそれだけで不思議な光景です。標高3700mとほぼ富士山の頂上と同じ高度にあり、気温が低いため、雪の中にいるような錯覚を覚えます。

塩田のほぼ中央付近にひとつだけ40mほどの高さの島があり、サボテンでおおわれています。どこまでも真っ白な空間にそびえるサボテンの島は、とても奇妙な風景です。

天空の鏡

乾期には雨はほとんど降らず大地は乾いていますが、雨期には若干の降雨により水がたまります。高低差が50cmしかないため、一か所に集まることがなく、広大な平原一面がごく薄い水に覆われることになります。

真っ白で平らな土地に、波も経たないほどの薄い水が張るため、鏡のように空を映し出します。360度真っ平らな地面が映し出す光景は、「天空の鏡」と評されています。空が鏡の大地に移されるため、地平線が空と交わるところが区別できなくなり、他では絶対に見ることのできない摩訶不思議な光景となります。

天候には空しか見えず、足元にも空しか見えない、まるで自分が空の中に浮かんでいるような錯覚を覚えることになります。

夜になると、雲一つない上空には満天の星空が輝きます。その星空が「天空の鏡」に映し出される光景は、言葉を失うほどの美しさ。地面も空も星空です。

南米ボリビアのウユニ塩田。星空に浮かぶ不思議さは、どうしても一度はしてみたい体験です。