自分らしく生きたいと願う妻たち

離婚を考える女性の中には、「もっと私らしく生きたいから」という人が少なくありません。結婚して家庭に収まり、子育てと家事に追われていつの間にか年をとってしまったことを後悔しているのです。早朝に起きて家族の食事をつくり、子どもたちの世話をして、夕食の買い物をし掃除と洗濯をして、ときには夫のセックスの相手もする。もし、結婚していなければ、もっと自由に、自分自身を表現できたはず。夫や子どもためではなく、自分自身だけのために時間とエネルギーを費やし、多くの人から尊敬され、社会の役に立つひとかどの人物になっていたはず。多くの男性にちやほやされて、数多くの男たちとベッドを伴にしずっとすてきなセックスも経験できたはず、と。

自分探しのために離婚をしたいという妻たちは、こんな途方もないことを考えているのです。どこから見てもファンタジーに過ぎないようなことを。

きっと私はすごい女になっていたはず、と考える妻たち

若いころに仕事で活躍していたことがあったり、学歴が高かったりする女性の中には、専業主婦として働いている自分自身に不満を持つ人も少なくありません。学生時代の友達や勤めていた時の同僚が出世していたりするのを見たり聞いたりすると、「自分にももっとできたはず」と考えます。テレビなどで女性評論家やアナリストなどが活躍しているのを見ると、嫉妬を感じる人もいます。「私だって、本当はあれくらいになれたはずなのに」と。

「専業主婦になって子育てと夫の世話とセックスに明け暮れる日々は私の望んだことじゃない」と考え、「今頃は、キャリアアップして、IT企業くらいは持っていたはず」と断言します。「本来の私はすごいことができたはず」と考える妻は実は大勢います。決して夫には言いませんが、ママ友たちの間ではそんな「大言壮語」をしているでしょう。

離婚すれば、本来の自分自身が取り戻せると夢想する妻たち

自分自身が大物になっていないのは「結婚のせい」と考える女性たちは、離婚を考え始めます。家庭から解き放たれて、子どもの世話や家事に縛られない生活ができれば、きっと自分は「朝も夜もなく働いて大成功し、本を書きテレビにも取り上げられて、社会に貢献できるはず」と。こうしたバカバカしい妄想ができるのは、世間知らずなせいもあるのかもしれませんが、いざ離婚してしまえば、ひと月もしないうちにへこたれてしまうでしょう。

妻から突然離婚を切り出される前に、妻にこんな「予兆」がないかどうかを確かめておいた方がいいかも知れません。一度妄想にはまってしまった妻たちの暴走はなかなか止めることができません。早めに対処しないと、離婚せざるを得なくなってしまいます。「自由を奪われた」と主張する妻たちが抱える一番の不満は「セックス」であることが少なくありません。性的な不満と結婚生活の不満とを区別できずに、「離婚すれば、もっと楽しいセックスができる」と本能的に考えているケースもよくあるのです。

妻が結婚に不満を感じているのなら、性生活について見直すことをお勧めします。「実はED気味で」という人は、早々にクリニックを受診してバイアグラを処方してもらいましょう。離婚の危機がバイアグラで救われるということも少なくないのです。良好な性生活が、良好なセカンドライフを作ります。