今の住居を活用して第二の年金を得る!

老後の不安材料と言えば、病気とお金でしょう。しかしお金があれば医療が受けられますし、生活に困ることもありません。したがって「仕事をしなくてもお金が入ってくるシステム」さえあれば、不安を簡単に取り除くことが出来ます。

そこで紹介したいのが「マイホーム借り上げ制度(住宅借り上げ制度)」です。今の家から引っ越して静かな土地に行く場合、今の住居を売却される方も多いと思います。しかしそれを他人に貸すことで、賃料を第二の年金として受け取れる方法を紹介していきましょう。

どんな制度?

マイホーム借り上げ制度を運営しているのは、一般社団法人の「移住・住みかえ支援機構(JTI)」です。民間ではなく国が運営する機関なので、まず破たんする可能性はないと思ってください。

定年後、静かな場所に引っ越しをする場合、JTIがあなたの今の住居を査定します。そして耐震性などに問題がなければ、JTIが仲介業者となって借り手を探してくれます。そして1人目の入居者が決まれば、そこから査定賃料が毎月入ってくると仕組みです。しかも「終身」制度であるため、死ぬまで家賃が保証されることになります。

さらに、1人目の入居者が転居して、空室の状態になったとしましょう。この時も査定賃料の85%程度が入ってくるため、空室リスクもほとんどないと考えてください。もちろんバックには国の財布があるため、「組織が破綻してお金が入ってこない」というリスクも小さいでしょう。

もう一度そこに住みたい場合は?

静かな場所に引っ越したものの、子供夫婦と同居などの事情で「もう一度、あの家に住みたい」という状況になったとします。たまたま空室なら問題ありませんが、入居者がいる場合は戻ることは出来ません。

しかし、入居者との賃貸契約は3年ごとに見直されます。したがって「次回の契約は延長しない」と事前に通知しておけば、もう一度戻ることも可能です。

JTI協賛の金融機関で住宅ローンが組める

退職して退職金を受け取り、今の家をマイホーム借り上げ制度で他人に貸します。しかし、ここで問題になってくるのが「新しいマイホーム資金」ではないでしょうか?郊外では地価も安いので退職金から支払うことも可能ですが、出来ればあまり手を付けたくないお金でしょう。

その場合は、マイホーム借り上げ制度で入ってくる賃料を返済金として、住宅ローンを組むことが出来ます。1人目の入居者が入ってからの家賃は完全に保証されるので、滞りなく返済をしながら新しいマイホームを建てることが可能です。こうすれば退職金に手を付けなくてもローンが組めますし、返済の心配をする必要も全くないでしょう。

いかがでしょうか?マイホーム借り上げ制度は、民間の仲介業者がやっている借り上げよりはるかに条件は良いと言えます。しかし周知徹底をしてこなかったためか、いまいち知名度は低いままになっています。一方で制度は非常に充実しているため、マイホームをお持ちで退職後に引っ越しを検討されている方は、ぜひ利用しておきたいプランと言えるでしょう。